「目指せ脱初心者!ロックベース入門講座」4回目はベースで、ロック系フレーズをピック弾きする時のポイントを解説します。
Ex.1:ロック系ピック弾きベースの練習フレーズ
今回は上記のフレーズを練習してみましょう。この練習フレーズにはロック系のベースをピック弾きする際に大切なポイントが詰まっています。
動画では、27秒あたりから演奏をしています。
空ピッキングを使おう!
上記のフレーズを演奏するには、空ピッキングが必須です。空ピッキングとは、アップダウンと交互にピッキングを繰り返す際に、わざとピッキングを空振りして音を鳴らさないというテクニックです。空ピッキングを行う事で上記のような練習フレーズでもリズムをキープしやすくなったり、ストレス無くピッキング出来る様になります。
動画では、50秒あたりから解説しています。
3つのピッキング方法で弾けるようになろう!
ベースでピッキングする方法としては、3つピッキング方法があります。まずはこの3つのピッキング方法を覚えましょう。
ダウンピッキング
ダウンピッキングは、ピックを弦に対して上から下に向かって当てるピッキング方法です。
動画では、1分20秒あたりから解説しています。
アップピッキング
アップピッキングは、ピックを弦に対して下から上に向かって当てるピッキング方法です。最初の内はダウンピッキングと比べてアップピッキングはやりにくさを感じると思います。アップピッキングでもダウンピッキングと同じぐらいの音量や弾き心地で弾けるように練習しましょう。
動画では、1分36秒あたりから解説しています。
オルタネイトピッキング
オルタネイトピッキングとは、ダウンピッキングとアップピッキングを交互に行うピッキング方法です。ダウンピッキングで弾くところとアップピッキングで弾くところに音の差がないように練習しましょう。
動画では、1分57秒あたりから解説しています。
表の拍と裏の拍を意識しよう!
リズムには表と裏があります。よくTVとかでダンススタジオの映像が流れると、インストラクターの方が、「1 and 2 and 3 and 4 and」などとカウントしてるのを見たことがあるかと思います。で、たとえば4/4拍子だと、「1,2,3,4」と発声している箇所が表になります。反対に、「and」と発声している部分が裏になります。ちなみに、表の拍の事を「オンビート」、裏の拍の事を「オフビート」とも言います。
表の拍を強調した演奏
裏の拍を強調した演奏
この表と裏をしっかりと意識して弾けるようになることベーシストとして1歩ステップアップできると思います。
動画では、2分17秒あたりから解説しています。
まとめ
いかがでしたか?ピック弾きでロック系のフレーズを弾くときは、空ピッキングが出来る様になる事と、表の拍や裏の拍を意識して演奏する事が大切です。