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腹式呼吸のやり方と胸式呼吸との違い

これけだは知っておきたい!ボーカル入門講座(3 / 9回目

腹式呼吸やりたいですか?
こんにちは。PhraseBox(フレーズボックス)ボーカル担当のotanです。
「これけだは知っておきたい!ボーカル入門講座」3回目は、腹式呼吸のやり方と胸式呼吸との違いについて紹介したいと思います。よく「腹式呼吸ができるようになりたい」という声を聞きます。是非このレッスンで腹式呼吸ができるようになりましょう!

「腹式呼吸のやり方と胸式呼吸との違い」の目次

腹式呼吸と胸式呼吸の違い

腹式呼吸と胸式呼吸
なにかと比較される、腹式呼吸と胸式呼吸ですがまずはその違いが知りましょう。

腹式呼吸
腹式呼吸とはお腹を出したり引っ込めたりすることで、横隔膜を上下させる呼吸法です。横隔膜を下げることで肺が広がり深い呼吸になります、結果、歌を歌う時に必要な多くの息を使うことが出来ます。そのことから一般的には歌を歌うときの呼吸法はこの腹式呼吸の方がよいとされています。また、ストレスやダイエットにも良いとされています。
胸式呼吸
助骨を広げたり閉じたりする呼吸法です。50m走などをした後に息がハァハァしている時の呼吸がそれにあたります。胸式呼吸は一気にたくさんの酸素を吸い込むので浅い呼吸になります。そうなると胸や首に力が入ってしまいリラックスした状態を保ちにくくなります。結果、息が続かなくなったりします。このことから胸式呼吸は歌を歌う時にはあまり向かないとされています。ただ、スポーツ等では胸式呼吸の方が良い場合もあります。

よく、「腹式呼吸できるようになりたい!」と聞くのですが、腹式呼吸自体はそんなに難しいものではありません。むしろ自然に身につけている呼吸法です。腹式呼吸を意識しすぎる事で、かえって腹式呼吸が出来なくなる人が多いので、意識し過ぎない事がポイントかと思います。

動画では13秒あたりから解説しています。

腹式呼吸と胸式呼吸の違いを動画で見る

腹式呼吸のやり方

腹式呼吸のやり方
腹式呼吸のやり方ですが、実は仰向けに寝ている時の呼吸法は、ほとんどの方が腹式呼吸で呼吸しています。なのでほとんどの方が、腹式呼吸を無意識で身につけているのです。

息をゆっくりと全部吐いてみて下さい。「フー」って。その時おなかの上の方に力が入りますよね?
それが腹式呼吸に必要な筋肉になります。

さて、腹式呼吸をするには、前回紹介した正しい姿勢(ボイトレ前に!ストレッチと正しい姿勢について)で行いましょう。

腹式呼吸は、お腹を使って横隔膜を上下させるのですが、それを意識しすぎると余計に難しくなるので、あまり意識せずリラックスして行いましょう。また、肩から呼吸をすると胸式呼吸になりやすいので注意して下さい。

腹式呼吸の基本は、鼻から吸って、口から吐きます。鼻から吸うときにお腹を膨らませて、口で吐くときにお腹をへこませます。ポイントは鼻からゆっくり深く息を吸うことで、お腹に息が入っていき腹式呼吸をやりやすくなります。是非、お腹に手を当てて腹の膨らみを感じてみてください。最初のうちはちゃんと腹式呼吸が出来ているか、お腹に手をあてて確認するといいと思います。

この感覚を掴んで頂き、最終的には意識せずに腹式呼吸ができれば理想的だと思います。

腹式呼吸のポイント

  1. 正しい姿勢(ボイトレ前に!ストレッチと正しい姿勢について)で行う
  2. 手はお腹に当てておく(腹式呼吸が出来ているか確認)
  3. ゆっくり息を吐いた状態から始める
  4. 鼻からゆっくり息を吸う
  5. この時、手でお腹が膨らんでいるかを確認
  6. 口からゆっくり息を吐く

腹式呼吸のやり方を動画で見る

腹式呼吸の練習方法

腹式呼吸のトレーニング
今回このレッスンでは腹式呼吸の練習として、4拍鼻から息をゆっくり吸って、4拍口から息を吐くというボイストレーニングを行いましょう。

  1. メトロノームを鳴らす
  2. 手はお腹に当てておく(腹式呼吸が出来ているか確認)
  3. 息を吐いた状態からスタート
  4. 4拍鼻から息を吸う
  5. この時、手でお腹が膨らんでいるかを確認
  6. 4拍口から息を吐く

手にお腹に膨らみを感じましたか?腹式呼吸が出来ているか確認しながら行いましょう。また、メトロノームを鳴らしてリズムをしっかり取りながら練習するとリズム感も鍛えられのでオススメです。

慣れてきたら、4拍鼻から息を吸って、8拍口から吐く練習なんかもやってみてください。実際歌を歌うときに4拍も息を吸う時間は無いと思うので、いかに短い呼吸で、長い間息を吐けるかというのも重要になってきます。

腹式呼吸トレーニングを動画で見る

まとめ

腹式呼吸は、自然に身につけている呼吸法です。あまり意識をしすぎず、鼻からゆっくり深く息を吸って口から吐く練習を行いましょう。毎日ちゃんと練習すれば無意識に腹式呼吸が出来るようになると思うので日々練習しましょう。是非、腹式呼吸をマスターして下さい。

はい。え〜これだけは知っておきたい!ボーカル入門講座。今回はですね。呼吸法をやっていきたいと思います。

よくね〜。あの、みなさん気になっているのが、腹式呼吸というのがありますけど、あのね〜・・・。

おそらくね、みなさんあの〜「腹式呼吸出来るようになりたいです!」みたいな事を思ってらっしゃると思うんですけど、実は自然に出来てたりするものなんですよね。

で、え〜逆に初心者の方だと、その腹式呼吸というのを意識しすぎて、逆にこう変な呼吸法というか、出来るものも出来なかったりしてる人が多いんじゃないかなと思います。

で、その腹式呼吸と逆というか、胸式呼吸というのがあって、これがどういうものかと言うと・・・

ん〜例えばこう、運動をした後、短距離走とかでね50mおもいっきり走った後、息が「ハァ、ハァ、ハァ」と肩がこう上がる呼吸になると思うんですけど、これが胸式呼吸と言います。

歌うときの呼吸法ではコレは使わないです。あの〜階段かけ登った時、ハァハァ言う人もいると思うんですけど、これはね使わないです。これは胸式呼吸と言います

腹式呼吸がどういうものかというと、これね。横隔膜を下に下げてとか色々あるんですけど、寝転んでみてください。ベットとかお布団の上に寝転んで、普通に何も意識せず、呼吸というか・・・してると

お腹がこう膨らんでくると思うんですね。触ってみたら分って頂けると思うんですけど、これね自然に実は腹式呼吸出来てるんですよ。

なので、誰しもがこう・・・まぁ出来るというか、自然と身に付けてるものなので、逆に意識しすぎないほうがいいんじゃないかなと思います。

あとですね。腹式呼吸とは話が少しずれてしまうんですけど、

呼吸のね、呼吸=ブレスって言うんですけど、え〜と〜、そのタイミングというか、リズム感がこう、悪い人っていうのは、基本、呼吸(ブレス)をするタイミングもこうおかしくてですね、

あの〜ロングトーンっていう、ずっと伸ばし続けるような、あの〜歌とか曲を唄うときに、全然息が続かなかったりとか、っていう事がありますね。

あの〜。ちょっと今回は、そのトレーニングっていうのは無いんですけど、その講座とかもできたらなというのは、考えています。

リズムとブレスのタイミングっていうのはかなりこの、歌うことに関してはほんとに重要なところになってくるので、

え〜ちょっとその辺も意識というか、知識として付けといてもらえたらなと思います。

では、実際にトレーニングをやっていきたいと思うんですけど

まずですね、悪い例というか、息をする時に、(スゥ〜)肩にこうスゥ〜)するときに、

胸を上げるというか、肩に力が入っている。これはほんとに、あの〜よろしくないです

正しい姿勢を作ってですね。ほんとに、肩、首、全てリラックスさせて

深い息、呼吸を意識するようにして下さい。

コツ、はじめのコツとしては、

よくね、口から。まぁ、もちろん腹式呼吸でも口から吸ってっていうのもも出来るんですけど、

鼻から吸うとやりやすいです。

口でこうね、はじてめ初心者の方がやりがちなのが、

ハァ〜))

大きい深い呼吸をしようと思って、(ハァ〜))。これはねもう胸で吸ちゃってるんですよね。胸式呼吸なんですよね。

ではなくて、えっと、体をリラックスさせて、鼻からこうゆっくり深く吸う(スゥ〜

ちょっとお腹は写ってないんですけど、あの〜、鼻から吸っていくことで、胸ではなくて、(ハァー)こういう風に上がってないってことですね。

スゥ〜)こう、ふか〜く、お腹の方に息が入っていくようなイメージでやってもらえるといいかなと思います。

まずですね、4拍鼻から吸います。で、4拍口から吐くという、これの繰り返しですね。実際に僕がやってみたいと思います。

じゃあ、いきまーす。(スゥ〜)(フゥー)(スゥ〜)(フゥー

わかりづらいですよね。これ動画じゃね。フフフ、わかりづらいですよね。鼻から・・・。どうしましょうかね。

え〜では、実際にやっていきましょう。4拍鼻から吸って、4拍口から吐くというトレーニングをやっていきたいと思います。

では行きます。まずはじめに、軽く息を吐いておいて下さい。いきま〜す。

さん、はい。吸って〜 吐いて〜 吸って〜 吐いて〜 鼻から吸って〜 息吐いて〜

はい。という事でみなさん上手く出来ましたでしょうか?え〜っとですね、これは今は、4拍吸って4拍吐くっていう練習ですけど、

まぁ、慣れてきたらね、4拍吸って、8拍吐くというような練習もやってみてもらえたらなと思います。

あの〜実際ね、あの〜歌を歌うときに4拍もこう、深い息を吸える時間って、まぁ、まぁ〜あんまりないと思うので、

短いブレスで、より長く息を吐くというか、声を出し続けれる様になることが大事かなと思います。

今回の講座はこんな感じで・・・。こんな感じです。はい、ありがとうございました。

このレッスンのプレイヤー

PhraseBox ボーカル担当

こんにちは。ボーカル担当のotanです。僕はプロの歌手ではありませんが、今までのライブ経験や、ボイトレを受けてきたことを皆さんにお伝えします。

otan

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