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ファルセットを使った感情的な声の出し方

これけだは知っておきたい!ボーカル入門講座(9 / 9回目

ファルセットで高音を楽に出せるようになろう!

こんにちは、PhraseBox(フレーズボックス)ボーカル担当のotanです。
「これだけは知っておきたい!ボーカル入門講座」9回目はファルセットを使った感情的な声の出し方についてレッスンしていきましょう。

「ファルセットを使った感情的な声の出し方」の目次

ファルセットとは

ファルセットのデモ

まずは、ファルセットとは何かをおさらいしましょう。

ファルセット
ファルセットとは、裏声の一種で「弱々しく息漏れさせた裏声」のことです。 ファルセットを出す事で、感情的で、繊細な声を作る事ができます。

よく裏声=ファルセットと思われているかも知れませんが、ファルセットは裏声の一種です。裏声にはファルセットの他に、ミドルボイスやヘッドボイスがあります。

裏声には種類がある!裏声の3つ種類を知ろう

ファルセットのデモンストレーション

ファルセットを使って「Happy Birthday to You」を歌ってみました。

どの部分がファルセットかわかりましたか?
「ハッピバースデー」って上がるとこの「バースデー」の部分がファルセットです。また、最後の「ハッピーバースデートゥーユー」もファルセットで歌っています。

こうやってファルセットを使うことで、地声で歌うよりも感情的に歌う事ができます。

ファルセットとはを動画で見る

ファルセットの使い所

ファルセットを使わず地声で張り上げる

ファルセットの使い所は、まず無理なく高音を出したい箇所です。

高音を無理に地声で張り上げるように出しても、しんどそうに聞こえて魅力的になりません。それに何より喉に負担がかかります。ファルセットを使えば楽に高音を出すことができます。

他にも、感情的な声や切なさなどを表現したい時に、ファルセットは持って来いです。

R&Bの歌手なんかもよくファルセットを使っていますよ。

ファルセットの使い所を動画で見る

ファルセットの出し方

ファルセットの出し方は、声帯をほぼMAXで開いてほとんど力が入ってない状態で発声します。

というのがファルセットの出し方の理屈なのですが、正直、理屈にとらわれなくて良いと思います。

というのも、あまり意識しすぎても、実際声帯がどれくらい開いているかを見ながら練習できないですし、余計にファルセットが難しく感じると思います。なので、あんまり理屈にこだわらなくて良いと思います。

ファルセットを出す時は声が頭の後ろを通るイメージ

声が頭の後ろを通るイメージ

ファルセットをだす時のイメージは、「声が頭の後ろに通るようなイメージ」です。

実際には声は前に出ているわけですが、声が頭の後ろ、後頭部あたりで響いているようにイメージしながら発声すると、ファルセットがやりやすいと思います。

是非、実際に試してみて下さい。

ファルセットが出るようになったら、次はファルセットで曲を歌って見てください。「Happy Birthday to You」でもいいですし、もちろん他の曲でもいいです。

地声でも出るキーかもしれませんが、あえてファルセットで歌うことでファルセットの練習が出来ます。

ファルセットの出し方を動画で見る

まとめ

ファルセットは出るようになりましたか?

ファルセットは、高い音程のところで、感情的な声や切なさを表現したい時に使えるテクニックです。声が頭の後ろで響くようなイメージ発声しましょう。

ファルセットの練習方法なんかはまた別のレッスンで紹介しますので、このレッスンではファルセットの出し方を押さえて頂ければと思います。では。

申し訳ございません。文字起こしは現在準備中です。

このレッスンのプレイヤー

PhraseBox ボーカル担当

こんにちは。ボーカル担当のotanです。僕はプロの歌手ではありませんが、今までのライブ経験や、ボイトレを受けてきたことを皆さんにお伝えします。

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