みなさん歌う前にはストレッチをやってますか?また、正しい姿勢で歌ってますか?
「これけだは知っておきたい!ボーカル入門講座」2回目のレッスンは、歌う前のストレッチと歌う時の正しい姿勢について紹介したいと思います。
歌う前のストレッチ
上手に歌を唄う為には、準備体操(ウォーミングアップ)がとても重要です。スポーツ選手でも運動する前には必ず準備体操をすると思います。これは歌を唄う時にはもちろん、ボイトレ前にも必ずやるようにしましょう。しっかりとストレッチをすることで身体に「今から歌うぞー!」って伝えることが出来ます。そうすれば歌うのに必要な筋肉とかが刺激されて声を出しやすくしてくれます。なので、ボイトレや歌う前には必ずストレッチを行いましょう。ボイトレの効果が変わりますよ。
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体のストレッチ
まずは、体をほぐしましょう。体をリラックスさせる為に軽くストレッチをして下さい。特に絶対これをしなければいけないというようなストレッチはないのでスポーツの準備運動をするような感じで体をほぐして下さい。身体全体の関節をほぐしてリラックスさせます。
首のストレッチ
歌を歌う時には首の筋肉を使いますので、首もしっかりとりとストレッチしましょう。
- 首をゆっくり回す
- 首を左右に倒して筋を伸ばす
- 首を上にあげてあごの下やのどの筋をほぐす
などをやってみるといいと思います。
顔の筋肉のストレッチ
顔の筋肉が緊張していると、声が震えたりするので、手を使って顔をグッチャグチャにしましょう。ポイントは頬のリフトアップと、口角のリフトアップです。口角のリフトアップは、
- まず口の形をすごいキス顔並の「ウ」にする
- 次に、この上ないくらいの笑顔の「イ」の形にします。
- これを何度も繰り返す
こんな感じで口角のストレッチを行いましょう。どうですほっぺた辺りがほぐれましたか?
舌根のストレッチ
舌の奥を伸ばして滑舌を良くしましょう。舌を痛めない程度に無理せず行って下さいね。
- 舌を出して舌の奥を伸ばす
- 口をゆっくり大きく開けさらに伸ばす
- これを何度も繰り返す
舌を出して舌の奥を伸ばす事で、舌根のストレッチができます。
歌う時の正しい姿勢
ボーカルにとって、正しい姿勢で歌うことはとても大切です。
正しい姿勢で歌うと、必要な筋肉も働きやすく発声もしやすくなります。
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立った時の正しい姿勢
立った状態で正しい姿勢をとるために、まず身体をリラックスさせてくださいね。
- 足を肩幅程度に開く
- 背筋は地面から垂直に線が通ってるイメージでまっすぐ立つ
- まっすぐ前を見るようにアゴを引く
ってな感じで正しい姿勢で立って下さい。あ、アゴを上げすぎないで下さいね。
座った時の正しい姿勢
カラオケなどでは座って歌うことが多いと思います。そういう座った状態でもしっかりと正しい姿勢で歌いましょう。
- 背もたれには持たれない
- まっすぐ背筋を伸ばす
- まっすぐ前を見るようにアゴを引く
これが座った時の正しい姿勢です。あ、歌詞の画面が目線より上やからってアゴを上げすぎないで下さいね。
ちなみに、マイクは利き手じゃないほうで持つのがお勧めです。理由は、利き手をパフォーマンスするために開けておけるからです。
まとめ
歌を歌う前や、ボイトレを行う前には、必ずストレッチを行い声を出す準備をしましょう。
その準備ができたら正しい姿勢を作り、あとは、あなたの歌声で目の前の人を魅了しましょう。