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一歩上の音作りが出来るベーシストになる方法〜アンプ編〜

目指せ脱初心者!ロックベース入門講座(2 / 5回目

定番の「Ampeg」のベースアンプでポイントを紹介

アンペグ
今回はスタジオやライブハウスでよく見かける、Ampeg SVT-3PROを使ってアンプの使い方やセッティングのコツを紹介します。

ベースアンプのツマミについて

アンプのツマミ
アンプで音作りする場合は、ツマミを触ることになります。その際いくつかポイントがありますので参考にして下さい。

BASS:低音域

BASSを上げると迫力が出る音になる。

  • 上げすぎると:モコモコした音になる
  • 下げるすぎると:やせた音になる

MIDRANGE:中音域

MIDRANGEを上げるとコシが出る音になる。

  • 上げすぎると:耳障りな音になる
  • 下げるすぎると:こもった音になる

TREBLE:高音域

TREBLEを上げると音に輪郭がでる。

  • 上げすぎると:耳障りな音になる
  • 下げるすぎると:丸い音になる

GAIN:歪み

GAINを上げると歪みが増す。

GAINは入力値をコントロールするつまみで、上げれば入力値が大きくなり歪みが生まれます。

MASTER:ボリューム

MASTERを上げると音が大きくなる。

MASTERは全体のボリューム思って頂いたら大丈夫です。

グラフィック・イコライザーのセッティングについて

グラフィック・イコライザー
グラフィック・イコライザーのセッティングは、音の抜けに大きく影響します。バンドアンサンブルの中で他のメンバーと帯域がかぶると音抜けが悪くなります。従ってバンドの編成等によってイコライザーのセッティングを使い分ける事が大切です。

男性ボーカルの周波数帯域

諸説ありますが、男性ボーカルの帯域はだいたい、800Hz前後だと言われています。この帯域はボーカルに譲ってあげましょう。従って、ベースアンプではこの帯域のつまみを下げます。そうする事でボーカルの音抜けが良くなり、結果ベースの音作りもしやすくなります。

女性ボーカルの周波数帯域

諸説ありますが、女性ボーカルの帯域はだいたい、2KHz前後だと言われています。男性ボーカルの時と同じくこの帯域はボーカルに譲ってあげましょう。従って、ベースアンプではこの帯域のつまみを下げます。

他にも、ドラムのバスドラムなどとも周波数帯域がかぶらないような調整をすると音抜けがよくなりますよ。

まとめ

今回の僕の話は、自分の経験則による話が多いです。
個人的にアンプのセッティングで大切なことは、「自分の出したい音を知る」ことと、「バンドの中で抜ける音を探す」ことだと思います。あらゆるセッティングを試行錯誤して、自分の音を作り上げて下さい。

今回この動画で使用したアンプは、個人が自宅で練習する用のアンプでは無いので、ベースを始めたばかりの方が購入するにはちょっと手を出しにくいです。もし自宅で練習するのであれば小型のアンプを購入しましょう。ただし自宅のアンプで音を作り込むのは難しいです。あくまで練習用として使いましょう。ちなみに初心者さんにオススメは、同じ「Ampeg」で35wの小型サイズのアンプ「Ampeg BA-110【ベースアンプ コンボ 】」がいいかなと思います。小さいですが、しっかりAmpegサウンドです。しかもCDやmp3プレーヤーのインプットが可能なので、オケを流しながらの練習も出来ちゃいます。是比チェックしてみて下さい。

はい、えっと〜ベースの講座2回目というところで

えっと〜今回はベースの音作りアンプ編をお届けしたいと思います。

はい、えっとアンプの説明というところで、えっと〜ベーシストの能力を測るひとつのものさしとしてアンプの使い方っていうのが挙げられると思います。

下に、アンプの写真が出てると思うんですけど、今出てるアンプ「アンペグ」って呼ばれるものです。

「アンペグ」っていうブランドのベースアンプはライブハウスであったり、こういったスタジオであったり1番良く見かけるブランドのアンプだと思います。

で、えっと〜音作りをするに当たって、ベースアンプのツマミをいじることになるんですけど、ポイントとなるツマミがいくつかあるので、それを紹介していきたいと思います。

でまずこの、BASSと呼ばれるツマミです。このツマミをあげると一般的に迫力が出る音なんて言い方をします。

ただやっぱり、上げすぎてしまうとモコモコしたり、なんか変な音になったりしてしまいます。

次に、えっとこのMIDRANGEと呼ばれるツマミについてです。

中音域なんて呼ばれる音域の調整をするツマミです。MIDRANGEを上げるとコシが出る音なんて言い方をします。

で、上げすぎてしまうと耳障りな音になります。中音域を扱うツマミがこのMIDRANGEと呼ばれるツマミです。

最後に3つめTREBLEと呼ばれるツマミです。TREBLEは高音域と言われる音域を扱うツマミです。

高い音です。これを上げると音に輪郭が出るなんて言い方をします。上げすぎてしまうと耳障りな音になってしまいます。

最後に残りのツマミです。GAINと呼ばれるものとMASTERと呼ばれるものと、あとTUBE GAINと呼ばれるツマミがこのアンプには付いています。

3つともそれぞれ用途の違いはあるんですけど、基本的にボリュームだと思って頂けたらいいと思います。

GAINに関しては、歪みと呼ばれる音を追加する要素があるので、上げすぎるとギターみたいな音になってしまいます。

はい、えっと次に、えっと〜このアンプの写真の右側の米粒が一杯付いてるところをお話ししたいなと思います。

これは、グラフィック・イコライザーと呼ばれるものです。

先ほど説明した、BASSとかMIDRANGEとかTREBLEとか、そう言ったところを細かく操作できるようにする為の仕組みがこのグラフィック・イコライザーと呼ばれるものです。

左に行くに従って、低音域。で、右側に行くに従って高音域を調整できるツマミになっています。

えーと、グラフィック・イコライザーでいうと、どこのツマミを上げた方がいいかっていうのは、バンドの編成によって変わったりもします。

男性ボーカルのバンドの場合、諸説あるんですが、だいたい男性ボーカルは800Hzの帯域を使うことが多いと言われています。

なので、男性ボーカルのバンドの場合はベースは800Hz周辺の帯域を下げたら、ボーカルが抜けるしベースも音作りしやすくなると思います。

で、女性ボーカルの場合は、2kHzあたりの帯域が女性の声の音だと言われているので、ベースはそこの帯域を下げたら音が抜けやすいと思います。

はい、ベースの音作りのポイントは、僕自身2つポイントがあると思っています。

一つ目は、自分がどんな音を出したいのか。これを自分の中で明確にすることです。

これに関しては、好きなバンドのCDだったり、ベーシストのCD、ライブの音源であったりっていうの聴いて、自分の出したい音っていうのを明確にしてもらえたらなと思っています。

で、2つ目のポイントはバンドの中でいかに抜ける音を作れるかというところだと思います。

例えば自分のバンドのギタリストが、低音を強く出して歪ませるようなギタリストだった場合は、ベーシストの低音っていうのがなかなか抜けないものになってしまいます。

なので、そこはギタリストであったりドラマーであったりと相談して自分の帯域っていうのを確保するようにしてもらえたらなと思ってます。

今回、僕が話している事って言うのは、自分の経験則に基づくところが多いです。

えっとーアンプでの音作り、とても大事なものになってくるので、今後自分のバンドでいかにベースをかっこよく見せるかってところはベーシストの音作りに掛かっていると思います。

はい、ベースの講座2回目、アンプでの音作りについてお話ししました。次回はベースの音作り足下編というところで、簡単にエフェクターの話をしたいなと思います。ご覧下さい。

このレッスンのプレイヤー

PhraseBox ベース担当

PhraseBoxベース担当のまことです。普段は5弦ベースを愛用し主にロック系のベースを弾いてます。左利きなので右利きの人は鏡を見てる感じで動画を御覧ください。

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