こんにちは、ドラム担当のK.I.Zです。
「これから始める!ドラム講座 -8ビート編-」3回目は、ドラム初心者の方に8ビート(エイトビート)ってなんぞや!という部分と実際に8ビート(エイトビート)の叩き方を紹介したいと思います。
「8ビートってなんぞや!8ビートを叩いてみよう」の目次
8ビート(エイトビート)とは
- 8ビート(エイトビート)
- 8ビート(エイトビート)とは、ドラムパターンの1つで4分の4拍子で8分音符を基本としたビートのことです。基本的には2拍目と4拍目にアクセントを付けてドラムを演奏する事が多いです。
わかりますか?
おそらく普段カラオケやライブハウスなどに行ったら手拍子をする事もあると思います。ほとんどの手拍子は「1、2、3、4」という、4拍子でリズムをとっていると思います。これは4ビートになります。
それをさらに細かくしてみて下さい。
「イ、チ、ニ、イ、サ、ン、シ、イ」
で、全ての文字で手拍子をしてリズムをとってみてください。1拍につき2回拍手することになります。
そう、それが8ビート(エイトビート)です。
さらに、「二」と「シ」の時は強く手を叩きアクセントを付けてみて下さい。ほらいい感じの8ビート(エイトビート)になったでしょ?
「イ、チ、ニ、イ、サ、ン、シ、イ」がわかりにくかったら、1小節を「1、2、3、4、1、2、3、4」と数えてもいいですよ。うん。文章では難しいのでよかったら動画を見て下さい。(笑)動画では、「1、2、3、4、1、2、3、4」で数えています。
8ビート(エイトビート)の説明を動画で見る
8ビート(エイトビート)をドラムで叩いてみよう
さぁ、では実際にドラムで8ビート(エイトビート)を叩いてみましょう。ただ、いきなり8ビート(エイトビート)を叩けって言っても両手両足バラバラに動かすので最初は難しいんです。
なので、順を追って一つずつこなして行きましょう。
という順番でしょうか。では具体的にやっていきましょう。
8ビート(エイトビート)をハイハットで刻む
では、まずは上の8ビートとはで説明したように、1小節の中で8回ハイハットシンバルを叩きます。
始めはゆっくりのテンポから始めましょう。一応テンポ80でのクリック音を用意しましたので、このクリックに合わせて1小節の中(ピッ、ポッ、ポッ、ポッ)でハイハットシンバルを8ビートで叩いてみて下さい。
テンポ80のクリック音
どうですか?できましたか?
下の様な感じになってたら8ビートで叩けると思います。
8ビートのハイハット
これが出来るようになったら8ビートの最初のステップはクリアです。
1拍目にバスドラを踏む
ハイハットで、8ビートが刻めたら、1拍目と3拍目にバスドラを入れてみましょう。最初はこれも難しいのですが、何度も練習して下さいね。
「イ、チ、ニ、イ、サ、ン、シ、イ」という数え方なら「イ」と「サ」の時ですね。動画のように「1、2、3、4、1、2、3、4」という数え方の時は「1」の時ですね。
8ビートの1拍目と3拍目にバスドラ
上の様な感じに出来ましたか?難しいですよね。足に意識を入れすぎるとリズムがズレたりするんですよね。
リズムがずれないように、ハイハットシンバル意識しなくても8ビートで叩けるように練習しましょう。
バスドラの説明を動画で見る
2拍目と4拍目にスネアを叩く
1拍目と3拍目にバスドラを踏むことに慣れてきたら、今度は2拍目と4拍目にスネアを叩く練習をしましょう。両手、両足がバラバラの事をしますので、はじめは色んな所に意識が行ってぎこちないと思いますが、何度も練習することで意識しなくても叩けるようになります。
「イ、チ、ニ、イ、サ、ン、シ、イ」という数え方なら「二」と「シ」の時ですね。動画のように「1、2、3、4、1、2、3、4」という数え方の時は「3」の時ですね。
8ビートの2拍目と4拍目にスネア
これはなかなか難しいですよね。上の音の用になればOKです。いい感じの8ビートになってきましたね。
スネアの説明を動画で見る
余裕があれば3拍目はバスドラを2回踏む
上記の事が全て出来るようになったら、最後は8ビートを仕上げていきましょう。
よく聴く「ズン、タン、ズンズン、タン」にしていきます。その為には3拍目の時はバスドラを2回踏みましょう。
「イ、チ、ニ、イ、サ、ン、シ、イ」という数え方なら「サ」と「ン」のどちらもバスドラを踏みます。「1、2、3、4、1、2、3、4」という数え方の時は、「1、2、3、4、2、2、3、4」とカウントする様に変えて、「2、2」の時はどちらもバスドラを踏みましょう。
8ビートの3拍目にバスドラ2回
これが出来たら8ビートは完璧です!
バスドラ2回の説明を動画で見る
まとめ
どうでしたか?8ビートは4拍子の中で8分音符でリズムを刻むリズムパターンの事です。
最初は、両手、両足がバラバラで上手く動かせないと思いますが、1ステップずつゆっくりとこなしてリズムの基礎となる8ビートを習得しましょう。
この8ビートはドラムの基本となりますので頑張って練習しましょう。