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スネアを4つの叩き方(リムショットなど)で使い分けよう

スネアだけで広げる!表現の幅講座(1 / 2回目

スネアだけでこんなにも遊べる!
こんにちは、PhraseBox(フレーズボックス)ドラム担当のK.I.Zです。
今回は、「スネアだけで広げる!表現の幅講座」1回目ということで、スネアドラムを4つの叩き方(リムショットなど)で音を使い分けてみようと思います。

「スネアを4つの叩き方(リムショットなど)で使い分けよう」の目次

スネアが単調だと盛り上がりに欠ける

スネアドラムの違い
スネアドラムは、ドラムのリズムパターン中でアクセント付けるのに使われるドラムです。従ってスネアドラムは曲の中で何度も何度もたくさん叩くことになるドラムになります。それだけよく使うスネアドラムを毎回単調に叩くと曲も単調になるし、盛り上がりに欠けてしまいます。そこでリズムをしっかりとキープしつつさりげなくスネアドラムの音の響きを変えることで、曲に抑揚が出てさりげなく曲を盛り上げることができます。うまくできるとオシャレなドラマーになれますよ。

では実際にスネアで音の響きを変える方法について見ていきましょう。スネアドラムのシェルの素材、大きさなどでも音が変わりますが、今回はあくまで叩き方にフォーカスして見ていきたいと思います。

スネアの4つの叩き方

スネアの4つの叩き方
オシャレなドラマーになるためにスネアで抑揚を付けれるようになりましょう。ドラムはアナログな打楽器なのでスネアの叩く位置や強さ、叩き方で全然音の響きが変わります。今回は4つに絞って叩き方を紹介します。

  1. スネアの真ん中を叩く
  2. スネアの端を叩く
  3. オープンリムショット
  4. クローズドリムショット

です。ではこれらの音の違いを見ていきましょう。

スネアの4つの叩き方を動画で見る

スネアの真ん中を叩く

スネアの真ん中
スネアの真ん中を叩くのは一番ベーシックな叩き方で、おそらく何も言わずに「スネアを叩いて」というと、ほとんどの人が真ん中を叩くと思います。なのでこれを基準に他の叩き方と比較してみましょう。

スネアの真ん中を動画で見る

スネアの端を叩く

スネアの端
スネアの端を叩くとスネアの真ん中を叩いた音と比べて高音が効いた音になります。たまにアクセント的に入れるとさりげなく変化がうまれます。

スネアの端を動画で見る

オープンリムショット

オープンリムショット
スネアの真ん中とリムを同時に叩くオープンリムショットで叩くと、スネアの真ん中だけを叩いた音に比べ音圧の高い音になります。あまり使いすぎずアクセント的に入れる抑揚が出て効果的です。

リム
リムとはスネアドラムの打面を固定している枠の部品の事です。スチール、ブラスなどの素材で出来ています。

オープンリムショットを動画で見る

クローズドリムショット

クローズドリムショット
打面を手で押さえてリムだけを叩くクローズドリムショットで叩くと、バラードなどでたまに聴く「カッ、カッ、カッ」という音になります。静かな曲のアクセントに効果的です。

クローズドリムショットを動画で見る

違いがわかりましたか?これらの音の性質を利用して楽曲の中で効果的に使い分けて見て下さい。

スネアの叩き方を使い分けたデモ演奏

デモ演奏
では実際に僕が叩いてみますので、どれが、どの叩き方をしているのか考えてみて下さい。

わかりましたか?クローズドリムショットはわかりやすですよね。実際には、

  1. 前半:スネアの真ん中と端を叩いた演奏
  2. 中盤:オープンリムショットの演奏
  3. 後半:クローズドリムショットの演奏

になります。まずは、耳でそれぞれのスネアの叩き方の違いがわかるように鍛えていきましょう。

デモ演奏を動画で見る

まとめ

さて、今回はスネアを4つの叩き方(リムショットなど)で使い分けようということで、スネアの真ん中や端を叩いたり、オープンリムショットやクローズドリムショットというリムを使った奏法を紹介しました。これらの特性を活かして曲の中で使い分けてみて下さい。ドラムのリズムパターンに抑揚が生まれ、楽曲に良いエッセンスが入りますよ。

申し訳ございません。文字起こしは現在準備中です。

このレッスンのプレイヤー

PhraseBox ドラム担当

PhraseBoxドラム担当の「K.I.Z」です。 ドラムはとてもおもしろい楽器です。ぜひ一緒に上達していきましょう。よろしくお願いします。

K.I.Z

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