ブッリジミュートは、なにもパワーコードだけじゃないですよ。
これから極める!ギターテクニック入門講座5回目は、ブリッジミュートをアルペジオで使ってみようと思います。
どうもPhraseBox(フレーズボックス)ギター担当のSHIROQLOです。
このレッスンを通して、パワーコード以外でもブリッジミュートが出来るようになりましょう。もし、ブリッジミュートって何?とかブリッジミュートのコツってあるの?という感じでしたら、予めそれらのレッスンを見ておいて頂ければと思います。
「ブリッジミュートを使ったアルペジオを弾いてみる」の目次
ブリッジミュートを使ったアルペジオの課題練習フレーズ
Ex01.ブリッジミュートを使ったアルペジオの課題練習フレーズ
このブリッジミュートを使ったアルペジオが、今回の課題練習フレーズです。
- アルペジオ
- アルペジオとはコード構成をばらして1音ずつ弾く演奏方法
これから極める!ギターテクニック入門講座の課題曲ピカピカ星のBメロ部分のアルペジオになります。課題曲の事をよく知らない方は、この講座の1回目「ギター初心者に知ってほしい10個の入門テクニックと課題曲」をご覧下さい。
今回は、ブリッジミュートをパワーコード以外でも弾けるようになり、課題練習フレーズに挑戦しましょう。
課題練習フレーズを動画で見る
ブリッジミュートする位置を調整しよう
アルペジオなどでブリッジミュートをするときは、パワーコードの時と違い高音弦にもミュートをする必要があります。その為、ミュートする手の位置も少し高音弦よりに移動するとブリッジミュートがやりやすくなります。
この少しの移動が、地味に大切です。
この少しの移動も最初は難しいと思います。練習して出来るようになりましょう。
ブリッジミュートする位置を動画で見る
ピッキングは手首より下で細かく行なう
ブリッジミュートを使ったアルペジオは、パワーコードと違って1音1音違う弦を弾くことになります。でもピッキングする側の手の小指側は、ブリッジミュートの為に固定されていますよね?これがパワーコードの時よりも難しく感じるところではないでしょうか。
これを解決するには、手首から下だけでピッキングするようなイメージです。もっと言えばピックを持っている親指と人差し指のみでピッキングするようなイメージです。
ダウン
アップ
写真じゃわかりづらいですけど、こんな感じで指を使ってピッキングするといいと思います。
まぁ人それぞれやりやすい形があると思うので、最終的にはみなさんのやりやすいピッキング方法でいいと思います。僕は、こんな感じで弾いてます。
ピッキングの話を動画で見る
課題練習フレーズの解説
では、実際に今回の課題練習フレーズを弾いてみましょう。コード進行としては、,「C – F – C – G」となっており、これらのコードトーンの4弦から2弦をアルペジオで弾いています。
ちょっと難しいのが最後の2弦3フレットの音だけは、ブリッジミュートを外して音を伸ばします。
ここがちょっと難しいと思うんですよね。このブリッジミュートを外すタイミングが遅いと、ミュートになり音が伸びません。反対に早すぎると、その前の3弦4フレットの音にミュートがなくなります。このタイミングを掴む練習をしましょう。ピッキングと当時に手を浮かせるようなイメージです。
で、まずはゆっくりのテンポで、1ブロックずつブリッジミュートなしでアルペジオを弾いてみましょう。
例えば最初のブロックであれば、4弦から2弦の5フレットを薬指1本でセーハして押さえます。で、4弦、3弦、2弦、3弦の順に1音ずつ弾いて行きます。まずはブリッジミュートなしでいいですからね。普通にアルペジオを弾きます
C部分のアルペジオ(ブリッジミュートなし)
で、アルペジオが出来るようになったら、そこにブリッジミュートを付けてみましょう。最初はゆっくりでいいですからね。なれて来たら少ずつテンポを速くして行きましょう。
C部分のアルペジオ(ブリッジミュートあり)
出来ましたか?出来たら実際にオケに合わせて弾いてみましょう。
ブリッジミュートを使った課題連取フレーズのカラオケ
まとめ
うまく弾けましたか?
ブリッジミュートはロック系ギターではかなり使うテクニックになりますので是比習得しましょう。
基本的にはパワーコードと使う事が多いですが、今回のようにアルペジオやそれ以外の部分でも使う事があるので、どんなフレーズでもブリッジミュートが出来るようになりましょう。
ポイントはピッキングする側の手の使い方です。では。